2011年6月28日火曜日

なぜギャンブルが儲からないか?

ギャンブルの胴元(主催者)は、ギャンブルを商売としてやっているわけなので、掛け金から自分の儲けを引いて残りを当たった人に分配します。

つまり、勝ち負けを繰り返すうちに、じりじりと持ち金は減っていき、長い目で見れば必ず損をするような仕組みになっているのです。

 

例えば、客の総額が100万円、そこから胴元が毎回20%を引くとすると、

1回目のギャンブルで100万円の20%の20万円が胴元のものになり、残り80万円が客の手元に残る。

そうやって10回続けると、客側には約11万円しか残らない、もちろん残りはすべて胴元にいっている。

 

日本のギャンブルのどうもとは国や地方自治体がやっている

公営競技

  • 競馬
  • 競艇
  • 競輪
  • オートレース

公営くじ

  • 宝くじ
  • toto(スポーツ振興くじ)

 

競馬の場合は約25%が胴元の取り分である

残りの75~80%を当たった人で配分している。

 

宝くじの当たる確立は1000万分の1

宝くじの1等が当たる確立はわずか1000万分の1。

これは40人のクラスで全員が毎週1枚ずつ買っても、計算では約4800年に一回しかあたらない確立です。

こんなに確立が低くなってしまう理由の一つは、胴元が売り上げ総額の50%以上を取っているからです。

宝くじ1枚あたりの値段の内訳は?

  • 宝くじ販売のコストなど・・・14.2%
  • 地方自治体の収入(公共事業などに使われる)・・・39.8%
  • 当選者へ・・・46%

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